英語学習の中にはリスニングやスピーキング、リーディングなどがありますが、その中でも英作文などのライティングに苦手意識を持っている方も少なくないと思います。
そんな方には、英作文の添削サービスの利用がおすすめ。
しかし英文添削サービスの存在自体を知っていても、
「英文添削サービスって具体的にどんなことをしてくれるの?」
「いろんな種類があるけど、どれがおすすめなの?」
などを疑問が多く出てきて使い始めるタイミングを掴めないですよね。
そこで今回この記事では、
- 英文添削サービスとは
- 英作文の添削におすすめなサービス&アプリ6選
- 添削サービスを効果的に使うためのポイント
などを分かりやすく紹介・解説していきますよ。
英文添削サービスとは?
まずは英文添削サービスの概要について簡単に解説していきます。
英文添削サービスとは、文字通り自分が作った英文を正しい形に添削・校正してくれるものであり、サービスの種類によってAIで自動的に添削するものから、ネイティブの手でじっくりと添削するものまでさまざまな特徴があります。
また具体的な添削の内容としては、
- 文法やスペルのチェック
- より適切な単語、表現の提案
- 文の中にあるいらない単語やフレーズの削除
- 文章全体のクオリティアップ
などといった、英文をよりよくするための多種多様な添削をしてくれますよ。
しかし英文添削サービスは、使用するアルゴリズムや添削方法よって添削の正確性や質といった部分に大きな差が生まれることは頭に入れておいた方がいいポイントでしょう。
英作文の添削サービスを選ぶときのポイント
先ほどは英文添削サービスの概要をご紹介しましたが、実際に添削サービスを使う際には数あるサービスの中から自分に合ったものを選ぶ必要がありますよね。
そこでここでは、英文添削サービスを選ぶときのポイントをご紹介していくので、まだ使ったことがない方はチェックしてみてください。
添削サービスを選ぶうえで重要なことは、「何が目的で添削をしてほしいのか」です。
というのも、
- スペルや文法のチェックだけしてほしい場合:無料の自動添削で十分
- ライティングスキルの総合的な学習をしたい場合:人間の手による細かい箇所までの添削が必要
といったように、添削をする目的によっておすすめできる添削サービスがまったく異なってくるため。
そのため利用する添削サービスを選ぶ前に、どんな目的で添削をしてほしいのか、を明確にしておくことが自分に合ったサービスを選ぶためのポイントといえるんです。
なお有料の添削サービスの費用感としては、1文字あたりに費用を設定しているサービスもあれば、月額料金を設定しているサービスもあるので明確な金額の目安は算出できませんが、「おおよそ月3,000円」と考えて問題ありません。
英作文の添削におすすめのサービス・アプリ6選
前章では添削サービスの選び方をご紹介しましたが、「じゃあ実際におすすめのサービスってどんなものがあるの?」と気になる方も多いでしょう。
そこでこの章では、英作文の添削におすすめのサービス・アプリを合わせて6つご紹介していくので、ぜひ参考にしてみくださいね。
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
Grammarly(グラマリー)
添削方法 | 人工知能 |
料金 | 無料 |
公式HP | https://www.grammarly.com/ |
まず1つ目のおすすめは、「Grammarly」です。
このサービスは、英語で打ち込んだ文章をリアルタイムで添削してくれることが特徴で、英作文のほかにもメールやSNSへの投稿文などのチェックも簡単にできますよ。
またGrammarlyは人工知能による添削で、詳しい解説などはないので、単純なスペルチェック・文法チェックとして利用したい人におすすめのサービスといえるでしょう。
Ginger(ジンジャー)
添削方法 | 人工知能 |
料金 | 月額13.99ドル(無料プランあり) |
公式HP | https://www.gingersoftware.com/ |
次に2つ目のおすすめは、「Ginger」です。
このサービスは有料ではありますが、先ほどご紹介したGrammarlyでできるようなスペル・文法チェックに加え、
・高精度の翻訳
・文章の朗読機能
・同義語の提案
といった多くの機能が使えるサービスとなっています。
また購入1週間以内であれば全額返金されるので、気になる方はお試しで使ってみるのがおすすめですよ。
Fruitful English(フルーツフルイングリッシュ)
添削方法 | 講師(非ネイティブ) |
料金 | 600字当たり550円 |
公式HP | https://www.fruitfulenglish.com/ |
次に3つ目のおすすめは、「Fruitful English」です。
このサービスは、短めの英文や日記の添削に特化したサービスで、人の手による詳しい解説付きの添削をしてくれることが魅力です。
ただ、長文を添削してほしい場合はコスパが悪くなってしまうので、短い文章をよく書く人におすすめのサービスといえるでしょう、
Fruitful English(フルーツフルイングリッシュ)を詳しくみる
HiNative(ハイネイティブ)
添削方法 | ネイティブ(講師ではない) |
料金 | 無料 |
公式HP | https://hinative.com/ja |
次に4つ目のおすすめは、「HiNative」です。
このサービスは、英文を投稿することでその英文を見たネイティブが添削をしてくれるという、ランゲージエクスチェンジに近いサービスです。
気軽にネイティブとやり取りができることから、日記として使ったり、英語学習をしていくなかで気になることを質問するときなどにも有効利用できますよ。
IDIY(アイディー)
添削方法 | 講師(ネイティブ+非ネイティブ) |
料金 | 1単語10円~ |
公式HP | https://idiy.biz/ |
次に5つ目のおすすめは、「IDIY」です。
このサービスは、世界中から集まった講師による添削を受けられることが大きな特徴で、アメリカ英語だけでなくイギリス英語やオーストラリア英語を学びたい方にとっても使いやすいサービスといえます。
またアプリも公開されているので、外出先での利用にもおすすめですよ。
Best Teacher(ベストティーチャー)
添削方法 | 講師(ネイティブ+非ネイティブ) |
料金 | 月額12,000円(通常コース) |
公式HP | https://www.best-teacher-inc.com/ |
最後に6つ目のおすすめは、「Best Teacher」です。
このサービスは、”書いて、話す”をコンセプトとしているオンライン英会話であり、ライティングだけでなくスピーキングも同時に鍛えることができます。
そのため大学受験やTOEIC対策というよりは、英会話力を向上させたい人におすすめですよ。
英作文の添削サービスを効果的に使うためのコツ
ここまでは英文添削サービスの選び方やおすすめをご紹介してきましたが、実は添削サービスをより効果的に使うためのコツが大きく2つ存在するんです。
そこでここでは、それら2つを詳しく解説していくので実際に使い始める前にぜひチェックしてみてください。
それではさっそく見ていきましょう。
継続的にインプットをする
まず1つ目のコツは、「継続的にインプットをする」こと。
添削サービスを使い始めると、添削の内容を確認することで学習の満足感を感じやすくなってしまいます。
そのため意識的にインプットを継続してどんどん新しい文章の書き方を覚え、その書き方でつくった文章を添削してもらうことが、添削の効果を引き上げるために大事なんです。
またサービスによっては添削に解説がついてくることも多いので、解説をしっかり理解して添削自体をインプットとして活用するのも意識しましょう。
間違いを気にしすぎない
次に2つ目のコツは、「間違いを気にしすぎない」こと。
というのも、提出した文章の間違いをいちいち気にしているとやる気をなくしたり、次に提出する文章が無難な英文になってしまいやすいため。
そのため、あまり間違いを気にせずにどんどん英文を書き続けていった方が長期的にみれば成長につながるので、間違ったとしても気にしすぎないようにしましょう。
まとめ
今回この記事では、英作文の添削について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、英作文の添削におすすめのサービスとアプリをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
◇英作文の添削におすすめのサービス・アプリ6選
- Grammarly(グラマリー)
- Ginger(ジンジャー)
- Fruitsful English(フルーツフルイングリッシュ)
- HiNative(ハイネイティブ)
- IDIY(アイディー)
- Best Teacher(ベストティーチャー)