英会話力アップやTOEICのスコアアップに効果的な勉強法の一つである「ディクテーション」ですが、誰もが知っている勉強法として浸透しているわけではないので、
「聞いたことはあるけど具体的にどういう勉強法なの?」
「手軽にディクテーションをする方法を知りたい!」
などの疑問を感じる方も多いと思います。
そこで今回は以上のような疑問を持つ方のために、
- 英語のディクテーションって何?
- ディクテーションにおすすめのアプリ
- ディクテーションをする際のポイント
といった内容を詳しく紹介・解説していきますよ。
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ディクテーションは英語学習に効果的!
ディクテーションとは、30秒~1分程度の英語の音声の中で聞き取れた単語や文章を書き出していく勉強法のことであり、
- リスニング力の向上
- リンキングなどの音声変化に慣れる
- 自分の苦手な部分の把握
といった学習効果を期待できます。
そのため、受験やTOEICだけでなく英会話スキルを磨きたい方にも大きなメリットがある勉強法ですよ。
またディクテーションは教材を自分で選べることも特徴で、海外ドラマが好きな方はドラマの音声を使って勉強できたり、ニュースを聞きながら勉強したい方はラジオなどを活用することもできますよ。
ただし、まったくの英語初心者がディクテーションから勉強を始めたとしてもほとんど聞き取れずに学習効果も実感しにくいので、ディクテーションはある程度の英語力が身に付いている方にとくにおすすめの勉強法といえるでしょう。
英語ディクテーションの効果的なやり方とコツを解説!
ディクテーションの概要が分かったところで、続いてはディクテーションのやり方について詳しくご紹介していきます。
英語学習におけるディクテーションは大きく5ステップに分けることができます。
◎ディクテーションのやり方
- 音声だけを聞く
- 聞き取れた単語を書き出す
- 動詞と名詞を意識して書き出す
- スクリプトを見て答え合わせをする
- 聞き取れなかった部分の発音を覚える
この順番で学習を進めていくと、トレーニングの効果を実感しやすくなるでしょう。
詳しい内容を解説します。
①音声だけを聞く
ある程度の内容を把握するために最初は音声だけを聞きます。また、慣れてきたらこのステップは飛ばしても問題ありません。
②聞き取れた単語を書き出す
文章で聞き取れた単語をすべて書き出します。初めのうちは聞き取れない部分も多いと思うので、何度も繰り返しましょう。
③動詞と名詞を意識して書き出す
文章の中でとくに重要になる動詞と名詞を中心に書き出します。このステップをおこなうことでリスニングスキルとスピーキングスキルが向上しやすくなります。
④スクリプトを見て答え合わせをする
自分が聞き取れた部分と聞き取れなかった部分、聞き間違っていた部分などを明確にして、弱点を把握しましょう。
⑤聞き取れなかった部分の発音を覚える
聞き取れなかった単語や表現の発音を調べ、自分で発音しながら覚えましょう。このとき音声を流しながらシャドーイングするのも効果的です。
英語ディクテーションにおすすめのアプリ・教材5選
前章ではディクテーションのやり方をご紹介しましたが、実際にディクテーションをするとなると、「どの教材を使えばいいの?」と迷ってしまいますよね。
そんな方には手軽にディクテーションができるアプリでの勉強がおすすめです。
◎ディクテーションおすすめアプリ5選
- スタディサプリ English
- ディクトレ
- POLYGLOTS
- TEDICT
- BBC NEWS
ディクテーションをするのにおすすめのアプリを5つ厳選してご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
【無料】ディクトレ
対応OS | iOS、android |
料金 | 無料 |
公式HP | https://english-listening-center.com/app/ |
まず1つ目のアプリは、「ディクトレ」です。
このアプリは、英語リスニング無料学習館という人気の英語学習サイトがアプリになったサービスであり、短い英文がいくつも収録されているので初心者の方でも取り組みやすいことが大きな特徴。
また、聞き取った英文の入力もアプリ内でできるシステムなので、通勤や通学中の電車内での学習にもピッタリといえるでしょう。
【有料】スタディサプリ English
対応OS | iOS、android |
料金 | 2,178円/月(新日常英会話コースベーシックプラン) |
公式HP | https://eigosapuri.jp/ |
次に2つ目のアプリは、「スタディサプリ English」です。
このアプリは「日常会話」、「ビジネス英語」、「TOEIC対策」といった3種類の目的に合わせて最適な英語学習ができるアプリで、カリキュラムの中で効果的なディクテーションをおこなうことができます。
またディクテーション以外にも総合的な英語スキルを磨くことを目的としているサービスであることから、英語全般の学習を始める方にとくにおすすめのアプリですよ。
【無料】POLYGLOTS|ニュースのディクテーションアプリ
対応OS | iOS、android |
料金 | 無料 |
公式HP | https://www.polyglots.net/ |
次に3つ目のアプリは、「POLYGLOTS」です。
”好きを学びに”をコンセプトに多くの英語学習者のサポートをし続ける学習プラットフォームのPOLYGLOTSは、世界中のニュースを読み上げてくれる機能を使ってディクテーションをすることができます。
また、読むスピードを変える「ペースメーカー」という機能があることから、幅広いレベルの英語学習者が自分に合った難易度でディクテーションができことも大きなメリットといえます。
【無料・一部有料】TEDICT|TEDのディクテーション教材
対応OS | iOS、android |
料金 | 490円(無料版あり) |
公式HP | https://apps.apple.com/jp/app/tedict/id537961396 |
次に4つ目のアプリは、「TEDICT」です。
このアプリは、世界中のあらゆる分野の著名人による講演会である「TED」とディクテーションの教材として使えるものであり、一文ずつ学習できるためスキマ時間にも勉強しやすいことが大きなメリット。
また、プレゼンをするのは世界中のあらゆる人種のエリートであることから、人それぞれのアクセントの違いを学ぶことにも使えるアプリですよ。
【無料】BBC NEWS
対応OS | iOS、android |
料金 | 無料 |
公式HP | https://apps.apple.com/jp/app/bbc-news/id364147881 |
最後に5つ目のアプリは、「BBC NEWS」です。
イギリスのニュースサイトであるこのアプリは、ディクテーションにも使うことができるため、情報収集と英語学習を一気におこなえることが利点といえます。
ただし流れる音声はイギリス英語なので、アメリカ英語と違う視点で英語学習をしたい方におすすめのアプリですよ。
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知っておきたい!英語ディクテーションのポイント
前章ではディクテーションにおすすめのアプリをいくつかご紹介しましたが、実はディクテーションを始める前に知っておきたい3つのポイントがあるんです。
◎おすすめポイント
- レベルの高すぎない教材を選ぶ
- 効果を実感するまで継続する
- 完璧を目指そうとしない
そこでここではそれらのポイントについて詳しく解説していくので、ぜひチェックしてより効果的にディクテーションを始めましょう。
それではさっそく解説していきます。
レベルの高すぎない教材を選ぶ
そもそも知らない単語ばかりで構成されている英文を流したところでディクテーションは上手くできず、モチベーションの低下や自信の喪失につながる恐れもあるため、自分の知っている単語が多く使われているレベルの教材を選ぶことが大事です。
また、初めのうちは30秒程度の短い文章からスタートして、慣れてきたらだんだんと1分、2分と流す英文を長くしていくこともモチベーション維持をするうえで効果的といえるでしょう。
効果を実感するまで継続する
ディクテーションは学習し始めのときは上手くできずにやる気が出ないかもしれませんが、継続することでだんだんとできるようになってくる勉強法であるため、諦めずに続けることが大事なんです。
また一度ディクテーションのコツを掴めると、どんどん上達を実感できるようになるので、ぜひ効果を実感するまで続けてみてください。
完璧を目指そうとしない
ディクテーションは流れてくる音声を書き出す勉強法であることから、スペルまですべて完璧に書き出すとなると手が追いついていきません。
そのため、自分が分かるなら完璧なスペルではなく短縮した形で書き出した方が、多くの単語を書けるようになりますよ。
例を挙げると、
- finish → fin
- as soon as possible → ASAP
- for → 4
- In my opinion → IMO
などは英文でよく出てくるので使いやすいでしょう。
またこれらの省略語を覚えておくと、ネイティブとのメールやチャットでのやり取りもスムーズに進めることができるので、余裕がある方は覚えておいて損はないですよ。
まとめ
今回この記事では英語のディクテーションについて詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、ディクテーションにおすすめのアプリをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
◇ディクテーションにおすすめのアプリ5選
- ディクトレ
- スタディサプリ English
- POLYGLOTS
- TEDICT
- BBC NEWS
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