「WordPressにかかる費用が知りたい」
「導入費と維持費の合計はいくら?」
「ブログ開設の料金を抑える方法は?」
WordPressブログ開設 に知りたいお金の話。
WordPressの利用を検討している方が最も気になるのは、「WordPressブログの開設にいくら費用がかかるのか?」ではないでしょうか。
一般的にWordPressブログの開設にかかる費用は『導入費:14,000円、維持費:月額1,080円』が平均です。
制作会社に外注すると10万〜30万円かかる費用も自作なら年2万円。個人でも会社でも、費用を抑えるならWordPressの開設は自作がおすすめです。
制作会社と自作の料金比較表
制作会社 | 自作 | |
料金 | 10万〜30万円 | 年間2万円 |
時間 | 数時間 | 1〜2時間 |
注意 | 編集に時間がかかる | 自由に編集できる |
比較表を見てわかるように、ホームページ制作会社の依頼は、かなりの費用を使ってしまいます…。
そのため本記事では、WordPressブログを独学で開設したい方に向けて記事を書いていきます。
一般的にWordPressブログの開設には、以下の費用が発生します。
- レンタルサーバー費
- ドメイン購入費
- 有料テーマ代
「WordPressの導入に料金はかかりませんか?」という質問も多くいただきますが、WordPress自体は無償提供されているため、利用費は一切かかりません。
そんな有料ブログの代表格(WordPress)がおすすめなのは、無料ブログよりも優れた機能面と使いやすさ。両者の違いがわかる簡単な比較表を用意してみました。
有料ブログと無料ブログの比較表
WordPress | 無料ブログ | |
デザイン性 | ◎ | △ |
カスタマイズ性 | ◎ | △ |
独自ドメイン | ◎ | △ |
収益化 | ◎ | △ |
SEO対策 | ◎ | ◯ |
費用 | 月1,000円程度 | 無料 |
難易度 | △ | ◎ |
比較表を見てわかるように、WordPressの有能さは歴然。費用面と設定面のデメリットはあるものの、月額1,000円の維持費ならWordPressを運営する価値は十分にあります。
特にブログ運営を収益化目的で始めたい方は、広告掲載やSEO対策の視点からWordPressの導入はかなりおすすめです。
WordPressを選ぶメリット
- 運営知識が仕事につながる
- 自分好みのサイトデザインが作れる
- 広告を掲載して収益を得ることができる
WordPressを選ぶデメリット
- 初期設定に手間がかかる
- 利用料金がかかる
そこで今回は、利用料金がかかるWordPressの費用内訳を紹介。導入費と維持費の平均相場と費用を抑える3つのポイントをまとめました。
「WordPressは使いたい、でも費用は安く抑えたい…」そんな初心者向けの記事になりますので、是非ブックマークをしながら読み進めてください。
料金を抑えてWordPressを開設したい方はこちらをチェック!
【関連】初心者向け:WordPressブログの作り方と開設手順!費用目安と無料テーマのおすすめを紹介
目次
WordPressブログにかかる費用と料金比較表
WordPressブログの開設には『最低限必要な費用』と『任意設定できる費用』の2種類があります。
最低限必要な費用
- レンタルサーバー
- ドメイン取得費
任意設定できる費用
- 有料テーマ代
- 有料プラグイン代
最低限必要な費用は、年間15,000円程度。任意設定も加えると、年間25,000円が費用相場と考えて良いでしょう。
詳しい料金情報をみてみましょう。
費用①:レンタルサーバー費
WordPressブログを作るために必要なのが、レンタルサーバーです。
ブログ開設はよく家を建てることに例えられますが、レンタルサーバーは土地代にあたります。
一般的にレンタルサーバーの平均価格は月額1,000円程度。ブログを運営し続ける限り、半永久的にかかります。
導入費(初期費用)はもちろん、維持費(月額費用)もかかるため、価格を抑えるためにはレンタルサーバーの比較もポイントになってきます。
レンタルサーバー料金比較表
WordPressブログ開設に必要なレンタルサーバーの費用を比較してみましょう。
初期費用 | 維持費用 | 容量 | 運営会社 | |
Xserver(エックスサーバー) | 3,000円 | 月額900円〜 | 200GB | エックスサーバー株式会社 |
ConoHa WING(コノハウィング) | 無料 | 月額720円〜 | 250GB | GMOインターネット株式会社 |
mixhost(ミックスホスト) | 無料 | 月額880円〜 | 250GB | アズポケット株式会社 |
ロリポップ! | 1,500円 | 月額100円〜 | 150GB | GMOペパボ株式会社 |
さくらのレンタルサーバー | 1,048円 | 月額131円〜 | 100GB | さくらインターネット株式会社 |
初心者向けレンタルサーバー
Xserver(エックスサーバー)
国内シェアNo.1のレンタルサーバー。運用年数17年、運用実績180万件以上の豊富な実績があり初心者でも安心。WordPressの複数インストールにも対応しています。
導入費 | |
維持費 | 月額990円 |
容量 | 200GB |
割引情報 | 10日間無料のお試し期間あり |
費用②:ドメイン取得費
WordPressブログの開設には、独自ドメインも必要です。
レンタルサーバーが土地なら、ドメインは住所。土地と住所を登録して初めて家(ブログ)が立ちます。
一般的にドメイン取得にかかる費用は100円〜200円程度。月額費用は掛からず、年間のドメイン更新料が1,000円程度かかるのみです。
同一ドメインでも、末尾(.jp .com .net)が変わるだけで値段も大きく変わります。出来るだけ安いドメインを選べば、ブログ運営の費用も抑えることができます。
ドメイン取得サービス料金比較表
WordPressブログ開設に必要なドメイン取得サービスの費用を比較してみましょう。
最安値 | 電話サポート | 自動更新 | |
お名前.com | 1円 | 24時間365日対応 | あり |
バリュードメイン | 69円 | なし | あり |
スタードメイン | 580円 | なし | あり |
ムームードメイン | 69円 | なし | あり |
初心者向けドメイン登録サービス
お名前.com
日本最大級のドメイン公式登録サービス。『.com .net .jp』など、580種類以上のドメイン取得が可能。初心者にも使いやすいのがおすすめポイント。
最安値 | 1円〜 |
電話サポート | 24時間365日対応 |
自動更新 | 対応 |
割引情報 | 定期的にキャンペーン実施中 |
費用③:有料テーマ代
WordPressブログを効率良く運営するためには、テーマの導入がおすすめです。
WordPressテーマとは、ブログデザインのテンプレートのようなもので、無料〜有料まで沢山の種類が用意されています。
テーマを設定するだけで、ブログの雰囲気やデザインを大きく変えることが出来るため、有料でもテーマを購入するブロガーさんが多いです。
当サイトも有料テーマ SANGO を使っており、かかる費用は 買切り10,000円 程度。家族や友達が見たときに『格好良い、おしゃれ、可愛い』と思わせたい方は、有料テーマもかかる費用に加えておきましょう。
【関連】WordPressブログの有料テーマおすすめ5選!無料との違いを比較
WordPress有料テーマ料金比較表
購入料金 | デザイン性 | カスタマイズ性 | 検索サポート | |
STORK19 | 10,800円 | シンプル | ◯ | ◎ |
SANGO | 10,800円 | 可愛い | ◯ | ◎ |
AFFINGER5 | 14,800円 | シンプル | ◎ | ◎ |
JIN | 14,800円 | おしゃれ | ◎ | ◯ |
THE THOR | 14,080円 | おしゃれ | ◎ | ◯ |
初心者向けWordPressテーマ
STORK19(ストーク)
初心者ブロガーにおすすめの有料テーマ。20,000人以上のユーザーに使われたWordPressテーマ”STORK”の最新バージョン。ブログ運営に必要なショートコードが完備されています。
導入費 | 11,000円 |
維持費 | 0円 |
サポート | 無料メールサポート |
割引情報 | なし |
費用④:有料プラグイン代
プラグインとは、WordPressブログの運営を効率化させるツールです。
基本的には『無料』で使えるプラグインが多く、本サイトも有料プラグインは全く使っていません。
特別な機能を追加させたい(検索機能や追尾バナー、ポップアップ機能など)場合、有料プラグインの購入が必要になるケースもあります。
有料プラグインの購入は中級者〜上級者クラスなので、最初は特に考える必要もないでしょう。
無料プラグインでも十分運営できますよ
WordPressブログの『導入費・維持費』を抑える5つのポイント
最後にWordPressブログの『導入費・維持費』を抑える5つのポイントをご紹介します。
- 節約①:価格の安いサーバーを契約する
- 節約②:価格の安いドメインを取得する
- 節約③:無料テーマを利用する
- 節約④:無料プラグインを利用する
- 節約⑤:ホームページ制作会社に頼まない
それぞれ詳しくみていきましょう。
節約①:価格の安いサーバーを契約する
WordPressブログの開設には、レンタルサーバーの契約が必要になりますが、安い料金で運営したい方は『格安レンタルサーバー』の検討もおすすめです。
ただし価格の安いレンタルサーバーは、データベースが使えなかったり、アクセス増加によるサーバーダウン(通称:鯖落ち)が起きたり、サポート体制が不十分なデメリット があることも覚えておきましょう。
格安レンタルサーバーのメリット
- 導入費・維持費を抑えられる
格安レンタルサーバーのデメリット
- データベースが使えない場合もある
- アクセス増加の負荷に耐えられない
- サポート体制が不十分な場合もある
初心者向け!レンタルサーバー比較表
初期費用 | 維持費用 | 容量 | 運営会社 | |
Xserver(エックスサーバー) | 3,000円 | 月額900円〜 | 200GB | エックスサーバー株式会社 |
ConoHa WING(コノハウィング) | 無料 | 月額720円〜 | 250GB | GMOインターネット株式会社 |
mixhost(ミックスホスト) | 無料 | 月額880円〜 | 250GB | アズポケット株式会社 |
ロリポップ! | 1,500円 | 月額100円〜 | 150GB | GMOペパボ株式会社 |
さくらのレンタルサーバー | 1,048円 | 月額131円〜 | 100GB | さくらインターネット株式会社 |
実際にWordPressのブログ運営をするなら、どのレンタルサーバーが安くておすすめなのでしょうか?
初心者向けレンタルサーバー
Xserver(エックスサーバー)
国内シェアNo.1のレンタルサーバー。運用年数17年、運用実績180万件以上の豊富な実績があり初心者でも安心。WordPressの複数インストールにも対応しています。
導入費 | |
維持費 | 月額990円 |
容量 | 200GB |
割引情報 | 10日間無料のお試し期間あり |
編集部が選ぶレンタルサーバーNo.1は、Xserver(エックスサーバー)です。当サイトもエックスサーバーを利用しており、編集長が運営するブログも全てエックスサーバーを使っています。
初心者にエックスサーバーがおすすめな理由は以下の通り。
初心者にXserverがおすすめな理由
- 利用実績が高い(国内シェアNo.1)
- 表示速度・処理速度が早い
- サポート対応が柔軟
- バックアップ機能がついている
- WordPressを複数インストールできる
ブログ運営のレンタルサーバー選びに迷ったら、是非ご利用ください(エックスサーバーの導入方法も解説しています)
節約②:価格の安いドメインを購入する
レンタルサーバーに加えて料金を抑えるポイントは、価格の安いドメインを選ぶことです。
例えば、同じ『markup-media』のドメインを取得するにしても『.jp .com .net』と末尾の違いで価格が異なります。
ドメイン末尾と価格目安
- markup-media.jp:1,060円
- markup-media.com:240円
- markup-media.net:140円
- markup-media.inc:97,900円
- markup-media.xyz:25円
- markup-media.tokyo:50円
- markup-media.work:1円
編集長は『.com や .net』を見栄えの問題から選んでいますが、『xyz や tokyo』のドメインも持っています。
価格の安いドメイン末尾だと、1円から購入できるものもあるため、コストダウンには最適です。
ドメイン購入サービス比較表とおすすめ4選
最安値 | 電話サポート | 自動更新 | |
お名前.com | 1円 | 24時間365日対応 | あり |
バリュードメイン | 69円 | なし | あり |
スタードメイン | 580円 | なし | あり |
ムームードメイン | 69円 | なし | あり |
初心者向けドメイン登録サービス
お名前.com
日本最大級のドメイン公式登録サービス。『.com .net .jp』など、580種類以上のドメイン取得が可能。初心者にも使いやすいのがおすすめポイント。
最安値 | 1円〜 |
電話サポート | 24時間365日対応 |
自動更新 | 対応 |
割引情報 | 定期的にキャンペーン実施中 |
節約③:無料テーマを利用する
ブログ運営にかかる費用を抑えたい方は、無料テーマを使いましょう。
有料テーマに比べると、使いにくさや不便さを感じることもありますが、機能的には全く問題ありません。
無料でも使いやすい初心者テーマを集めましたので、確認してみましょう。
無料テーマおすすめ3選
- Cocoon:
- Stinger
- Xeory:
ブログ運営に慣れてきたら、有料テーマを導入しても良いですね。
【関連】WordPressブログの有料テーマおすすめ5選!無料との違いを比較
節約④:無料プラグインを利用する
WordPressブログの運営には、無料プラグインを使いましょう。
まだブログ開設していない方は『そもそもプラグインって何?』と疑問に思う方も多いと思いますが、『プラグイン=スマホアプリ』と考えてください。
例えば、明日の天気が分かる『天気アプリ』は、無料アプリもあれば、有料アプリもありますよね。
同じようにWordPress内でインストールできるアプリ(プラグイン)にも、無料と有料のものがあります。
基本的には無料プラグインを使った運営で十分ですので、有料プラグインの導入は選択肢から外してOKです。
ちなみに当ブログも無料プラグインしか使っておりません。
節約⑤:ホームページ制作会社に頼まない
最後に、費用を抑えるならホームページ制作会社の外注は辞めましょう。
ここまで読んでいる方の中にも『費用感は分かったけど、なんだか難しそう…。ブログ開設って時間がかかりそうだな…。』と感じている方も多いと思います。
実際わたしも最初のブログ開設には苦労しましたし、謎のカタカナ言語を見ては頭を悩ませておりました。
「独学は難しいから、外注に作ってもらおう」この選択が間違っているとは思いませんが、料金表を見たら一目瞭然。かなり無駄な費用が積み上がってしまいます。
制作会社 | 自作 | |
料金 | 10万〜30万円 | 年間2万円 |
時間 | 数時間 | 1〜2時間 |
注意 | 編集に時間がかかる | 自由に編集できる |
ブログ開設の方法は以下の記事で、細かく指示しておりますので、まずは自分でやってみることからはじめてみましょう!
【初心者向け】WordPressブログの作り方と開設手順!費用目安と無料テーマのおすすめを紹介WordPressの料金表まとめ
初期費用 | 月額費用 | |
レンタルサーバー契約 | 3,000円 | 月1,000円 |
独自ドメイン購入 | 1,000円 | 年1,000円 |
WordPress | 無料 | 無料 |
WordPress有料テーマ | 10,000円 | ー |
冒頭でもお話しした通り、WordPressブログの開設費用は『導入費:3,200円』と『維持費:月1,080円』です。
かかる費用は年間15,000円程度なので、飲み会3回分、かなり安い料金ですね。
ホームページ制作会社に外注すると、年間15,000円の費用が、年間10万〜30万円まで膨れあがってしまうことも…。
『ワードプレス、レンタルサーバー、ドメイン…』カタカナ言葉に抵抗がある方も、安心してブログ開設ができる手順をまとめましたので、不安にならず、早速ブログ開設に取り組んでみましょう!
お困りごとや疑問点がありましたら、当ブログのお問い合わせを自由にお使いください。
【初心者向け】WordPressブログの作り方と開設手順!費用目安と無料テーマのおすすめを紹介