WEBライターとして働いているとブログ記事を書く案件に出会うこともあると思いますが、そんなときに、
「クライアントがやっているように自分もブログを始めてみようかな?」
「WEBライターがブログをやる具体的なメリットって何?」
などと悩んだり疑問を感じることはありませんか?
そこで今回この記事では、
- WEBライターにブログはおすすめなのか
- ブログを書くメリット&デメリット
- 実際にブログを運営するときの注意点
などをブログ初心者の方でもわかりやすいように紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を最後まで読んで、ブログを効果的に利用できるWEBライターになりましょう!
WEBライターがブログを書く必要ってあるの?
そもそもWEBライターがブログを書く必要性があるのか、について疑問を感じる方もいるでしょう。
まず先に結論からお伝えすると、「絶対にブログを始める必要はないものの、かなりおすすめ」です。
というのも、ブログを書く(運営する)こととWEBライターの仕事には多くの共通点があり、メリットも多いため。
ブログを始めようかどうか迷っているWEBライターの方は、とりあえず始めてみることがおすすめですよ!
またWEBライターのブログ運営にはメリットが多い分、すでにブログをやっているWEBライターもかなり多いことから、ライバルが今以上に増えないうちにできるだけ早く始めるのもポイントといえるでしょう。
【初心者向け】WordPressブログの作り方と開設手順!費用目安と無料テーマのおすすめを紹介WEBライターがブログを書くメリット
前章では、”WEBライターのブログ運営はおすすめ”とお伝えしましたが、「具体的にどんなメリットがあるの?」と気になる方も多いと思います。
そこでこの章では、WEBライターがブログを書くことで得られる大きなメリットを5つご紹介していきます。
- ライティングスキルが向上する
- 実績やポートフォリオになり仕事に繋がる
- SEOの知識が身に付く
- 副収入になる
- ライターとしての信頼性が上がる
それでは順番に詳しく解説していきます。
ライティングスキルが向上する
まず1つ目のメリットは、「ライティングスキルが向上する」こと。
というのも、ブログの記事を書くこととWEBライターとして仕事をすることは、作業自体は同じであるため。
そのため、ブログを更新し続けるだけで、
・表現力が増える
・タイピングスピードが上がる
・画像選定のセンスが身に付く
などといったメリットがあるんです。
また初心者ライターの場合はブログ更新のすべてがスキルアップにつながるため、ライティングスキルの面だけで見れば、初心者であればあるほどブログを運営するメリットが大きいといえるでしょう。
実績やポートフォリオになり、仕事につながる
次に2つ目のメリットは、「実績やポートフォリオになり、仕事につながる」こと。
WEBライターは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して仕事を獲得するケースが多いですよね。
そのクラウドソーシングで案件に応募する際、自分のブログがあればそのブログがそのまま実績・ポートフォリオとして利用できます。
そのため、一目でクライアントに自分の実力を測ってもらえることから、案件獲得がしやすくなるんです。
またブログを続けていると、読者から依頼がくるケースも考えられるため、本業の仕事に直接つなげるためにもブログはおすすめですよ。
SEOの知識が身に付く
次に3つ目のメリットは、「SEOの知識が身に付く」こと。
WEBライターであれば知っている方も多いと思いますが、SEOとは検索エンジン最適化のことを指し、簡単に言えば「検索結果で上位に表示させるための施策」のこと。
また記事ライティングの案件では、SEOに効果的な記事制作力を求められることが多いため、SEOはWEBライターには必須の知識といえます。
しかしそんなSEOには対策項目が数多くあり、WEBライターとして仕事をしているだけでは覚えるのが大変です。
そこで自分自身がブログを書いてSEO対策をしながら運営していくことで、効率よくWEBライターとしレベルアップすることができますよ。
さらに、SEOに効果的な記事をつくれるようになれば自分のブログを実績として使いやすくなるため、次の仕事にも繋げやくなります。
副収入になる
次に4つ目のメリットは、「副収入になる」こと。
ブログ運営を継続していくと徐々にブログ自体の質が上がってきて、サイト訪問者が増えてきます。
そこでASPなどに登録してブログ内にアフィリエイト広告を掲載することで、ブログでの収入を手に入れることができるんです。
またアフィリエイトで得た収入だけで生活している人も多くいるため、ブログが軌道に乗ってきたらWEBライターではなくアフィリエイターとしてお金を稼ぐ選択肢も生まれますよ。
さらに現代はアフィリエイトに関する情報が山のようにあるので、やる気次第では短期間で多くの収入を得ることも期待できます。
【初心者向け】アフィリエイトASP おすすめ5選!ブログ開設後の登録方法と審査手順ライターとしての信頼性が上がる
最後に5つ目のメリットは、「ライターとしての信頼性が上がる」こと。
WEBライターが案件を獲得するためには、
・どんな人なのか
・得意な記事ジャンル
・ライター歴
などが明確に分かるような信頼性が大事です。
そこでライターがブログを運営していると以上の項目がブログを見るだけで分かるため、クライアント側も信頼しやすく、案件を依頼してくれる確率が高くなります。
また信頼性の高いライターは、報酬の高い案件や大きなプロジェクトへの参加機会も増えることもうれしいポイントといえるでしょう。
WEBライターがブログを書くデメリット
先ほどはWEBライターがブログを書くメリットをご紹介しましたが、反対にデメリットもいくつか存在します。
そこでここではWEBライターがブログを書くデメリットを3つ紹介していくので、先ほどのメリットと見比べて、自分がブログを始めるかどうかを判断してみてください。
- 仕事しながら更新し続けるのが大変
- 記事の質が低いとポートフォリオとして使えない
- ブログ運営費用がかかる
それではさっそく見ていきましょう。
仕事しながら更新し続けるのが大変
まず1つ目のデメリットは、「仕事しながら更新し続けるのが大変」なこと。
ブログで成果を出すためにはコンスタントに記事を更新し続ける必要があるため、忙しい方はブログ更新をすること自体が大変なんです。
またWEBライターの案件は文字単価で報酬が決まることが多く、「書いた文字数×文字単価=収入」であるため、限られた時間でできるだけ多くの文字数を書くことが基本ですよね。
しかしブログを更新し続けるとなると、お金が発生しない記事制作をすることになるため、本業の作業時間が少なくなります。
そのため、ブログが収益化するまでは収入が下がることが考えられ、人によってはかなりの負担になるでしょう。
記事の質が低いとポートフォリオとして使えない
次に2つ目のデメリットは、「記事の質が低いとポートフォリオとして使えない」こと。
先ほどご紹介したメリットの中で、”ブログは実績やポートフォリオになる”とお伝えしましたが、それはブログ記事の内容が一定以上のクオリティである場合です。
反対に記事のクオリティが低いものを更新し続けていても、それは実績とは言えず、むしろ自分の評価を下げる要因にもなりえます。
そのため、質にこだわってブログ記事を更新できる方でなければ、ブログを書くことはおすすめできないんです。
ブログ運営費用が掛かる
最後に3つ目のデメリットは、「ブログ運営費用が掛かる」こと。
というのも多くのブログはWordPressというソフトウェアを利用して開設されており、WordPressでブログを開設するには費用がかかるため。
具体的には、
・サーバー代
・ドメイン代
・テーマ代
といったものがブログ開設に必要であり、かかる費用は合計するとおおよそ10,000円~20,000程度になります。
そのため長期的にブログを運営して収益化したり、ブログから仕事につなげられないと、結果的に損する可能性もあるんです。
またサーバーやドメインを継続して利用するためには、一定期間ごとに追加で費用が発生するのでお金に余裕がない方には大きなダメージになるかもしれません。
なお、サーバーやドメイン代を使わずにすべて無料で運営できるブログもありますが、無料ブログでは収益化をすることが難しいため、副収入が目的でブログを始める方はお金をかけて始めるのがおすすめですよ。
【料金表】WordPressブログにかかる費用を比較!導入費と維持費はいくら?WEBライターがブログ運営をするときの注意点
ここまではブログ運営のメリットとデメリットをご紹介してきましたが、総合的にみるとメリットの方が多く、「これからブログをはじめよう!」と思った方もいるのではないでしょうか。
しかし実際にブログを運営する際にはあらかじめ知っておいたほうが良いいくつかの注意点があるので、ここではWEBライターブログを運営するときの注意点を2つ解説していきますよ。
それでは詳しく見ていきましょう。
自分の得意ジャンルを選ぶ
まず1つ目の注意点は、「自分の得意ジャンルを選ぶ」こと。
というのも、前章で触れたようにWEBライターがブログを更新することはそもそも大変であり、自分の得意ジャンル以外でブログを始めるとその負担はさらに大きくなるため。
そのため、自分の得意ジャンルや仕事でよく書いているジャンルの記事に特化したブログ運営をすることで、WEBライターでもブログ更新を継続しやすくなりますよ。
また得意ジャンルのブログ記事を書くことで、より深く一つのジャンルについて詳しくなるため、仕事でも専門性の高い記事が書けるようになることも期待できます。
競合性が高いジャンルは避ける
次に2つ目の注意点は、「競合性が高いジャンルは避ける」こと。
競合性とは、簡単に言えばライバルの数のことで、競合性が高ければ高いほどライバルの数が増えるため収益化も難しくなります。
そのため、自分の得意ジャンルのなかで競合性が比較的低いジャンルを選ぶことが大事なんです。
具体的に競合性の高いジャンルとしては、
・健康
・教育
・美容
などが挙げられるので、これからブログを始めるWEBライターの方はこれらのジャンルをできるだけ避けるのがおすすめ。
しかし競合性が低ければ低いほど良いわけでもなく、「ライバルが少ない=そもそも検索されない」という側面もあるため、ジャンルの人気(検索ボリュームなど)と競合性のバランスの良いジャンルを選ぶことが収益化への近道といえるでしょう。
なお早期の収益化が目的でない場合は、競合性の高さなどを気にせず自分の好きなジャンルでブログを始めるのがおすすめですよ。
まとめ
この記事では、WEBライターのブログ運営について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、WEBライターがブログを書くメリットとデメリットをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
◇WEBライターがブログを書くメリット
- ライティングスキルが向上する
- 実績やポートフォリオになり、仕事につながる
- SEOの知識が身に付く
- 副収入になる
- ライターとしての信頼性が上がる
◇WEBライターがブログを書くデメリット
- 仕事しながら更新し続けるのが大変
- 記事の質が低いとポートフォリオとして使えない
- ブログ運営費用が掛かる
まだブログを始めていないWEBライターの方はぜひこの記事を参考にブログ運営に挑戦して、よりレベルアップしたライターを目指しましょう!