WEBライターとして稼ぎが安定しない方や、スキル不足を実感している方のなかには、
「どうすればWEBライターとしてレベルアップできるのかな？」
「WEBライターがやるべき勉強って何があるの？」
などと疑問を感じることもあるでしょう。
そこで今回この記事では、
- そもそもWEBライターに必要なスキル
- WEBライターにおすすめの勉強方法
- 具体的な勉強の流れ
などを初心者の方でも理解しやすいように紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を最後まで読んで自分に合った勉強法を見つけ、WEBライターとしてレベルアップするきっかけにしてみてくださいね。
WEBライターに必要なスキルとは
WEBライターの勉強方法を知る前に、そもそもWEBライターにはどんなスキルが必要になるのか知っておかなければ、勉強の目的を設定できませんよね。
そこでここでは、WEBライターに必要な4つのスキルをそれぞれ詳しく解説していくので、まだ知らない方はぜひ参考にしてみてください。
- ライティングスキル
- コミュニケーションスキル
- WordPressに関する知識
- SEOに関する知識
それではさっそく見ていきましょう。
ライティングスキル
まず1つ目のスキルは、「ライティングスキル」です。
これは当然と言えば当然ですが、ライターとして仕事をするならばライティングスキルは絶対に必要なスキルですよね。
しかしライティングスキルと一口に言っても、必要になる要素は多く、
- 正確で速いタイピング
- 日本語を正確に使い分ける知識
- 分かりやすく物事を伝える力
といったさまざまな要素をまんべんなく活用できることが、ライティングスキルの高さといえるでしょう。
そのため、「文章をつくれる＝ライティングスキルが高い」ではないので、イメージよりもライティングスキルを磨くのは大変なんです。
コミュニケーションスキル
次に2つ目のスキルは、「コミュニケーションスキル」です。
WEBライターはパソコン文章や記事を作成することが多いため、コミュニケーションスキルが必要になるイメージを持っていない方も多いかもしれません。
しかしWEBライターの仕事は一人で完結するものではなく、必ず依頼元のクライアントが存在しているので、実はコミュニケーションをとる場面が多いんです。
コミュニケーションスキルが必要になる場面の例としては、
- クライアントからの依頼/クライアントへの納品
- 単価交渉
- 会話形式の記事を書くとき
などがあり、とくに単価交渉の場面ではコミュニケーションスキルが重要になり、スキルが高いほど交渉が成功する確率も高くなるでしょう。
そのため、WEBライターにとってコミュニケーションスキルは収入に直結する重要なスキルといえますよ。
WordPressに関する知識
次に3つ目のスキルは、「WordPressに関する知識」です。
WordPressとは、日本の全WEBサイトの中で8割以上を占めているソフトウェアであり、WEBライターの案件には「WordPress入稿までをお願いします。」のような依頼も多いんです。
そのためWEBライターは、
- テキストエディタとビジュアルエディタの使い分け
- 機能全般を知っておく
- 主要なプラグイン（外部の追加機能）の使い方
などのように、WordPressに関する知識をつけておくことが重要ですよ。
また、WordPress入稿まで依頼される案件は報酬も高い傾向にあるので、収入面から見てもWordPressの知識は持っている方が良いでしょう。
SEOに関する知識
最後に4つ目のスキルは、「SEOに関する知識」です。
SEOとは、検索結果で上位に表示させるための施策のことであり、WEB上で公開されている文章や記事はこのSEOを意識してつくられているものが多いんです。
また、WEBライターが引き受ける案件でもSEOに効果的な記事制作を依頼されることが多いので、専門的な知識ではありますがWEBライターならばSEOの知識を身に付けておくことをおすすめします。
さらにSEOの知識があれば、SEOに効果的な記事のタイトルや見出しといった「記事構成の作成」の仕事もできるようになるため、仕事の幅を広げられることも大きなメリットといえるでしょう。
WEBライターにおすすめの勉強法6選
前章ではWEBライターに必要なスキルをお伝えしましたが、ここからはそれらのスキルを養うことができる勉強法を6つご紹介していきます。
今回ご紹介する勉強法は、どれも家で一人でできる方法であるため、気になるものがあったらぜひチャレンジしてみてくださいね。
- WEBサイトを見て勉強する
- ライティング書籍を買う
- ライティング講座を受講する
- ブログを運営する
- WEBライティングの案件を受注する
- 案件のフィードバックから学ぶ
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
WEBサイトを見て勉強する
まず1つ目の勉強法は、「WEBサイトを見て勉強する」こと。
WEBライティングについて勉強するなら、実際にWEBサイトに掲載されている文章を見て表現を学んだり、検索上位によくあるサイトの特徴を見つけることが有効です。
またライターやブロガーのためのノウハウ系サイトでは、
・アクセスの集め方
・読みやすい文章の書き方
・SEOについての解説
などの記事が多く掲載されているので、これらをチェックすることで総合的なライタースキルを上げることもできるでしょう。
ライティング書籍を買う
次に2つ目の勉強法は、「ライティング書籍を買う」こと。
というのも、ライティング書籍はライティングに役立つ情報が分かりやすくまとめられており、未経験の方でも効率よく勉強できるため。
またライティング書籍は一冊ごとにテーマが決まっているので、自分がレベルアップしたい部分をピンポイントで鍛えることにも効果的でしょう。
おすすめのライティング書籍としては、
・新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
・20歳の自分に受けさせたい文章講義
などがあるので、何を選べばいいのかわからない方はこれらの書籍からチェックしてみてくださいね。
【初心者必見】WEBライターにおすすめのライティング本6選
ライティング講座を受講する
次に3つ目の勉強法は、「ライティング講座を受講する」こと。
ライティング講座では、ライティングにまつわるさまざまな知識や技術を身に付けることができるため、ゼロからライティングを学ぶ際にはとくに効果的な勉強方法。
とくに現役ライターが講師を務めている講座の場合は、現場で役立つ実践的なスキルも多く身に付けられるでしょう。
またライティング講座は種類が多く、選ぶのが難しいですが、
・スキルハックス Writing Hacks
・宣伝会議ONLINE Webライティング実践講座
などといった講座がおすすめなので、ぜひ講座選びの参考にしてみてください。
なおライティング講座には、WEBライティング用の講座以外にも「コピーライター用」や「広告ライター用」の講座も存在しているので、事前にどんなライター向けの講座なのかをチェックすることが大事ですよ。
WEBライターのおすすめ講座9選！スクール選びのポイントを徹底解説
ブログを運営する
次に4つ目の勉強法は、「ブログを運営する」こと。
実はブログ記事を書くこととWEBライターの仕事内容はほとんど同じであり、ブログを運営することで大きくWEBライターとして成長できるんです。
もちろんブログ記事を書くだけでも文章力やタイピング力は成長していきますが、ただ単に記事を書くよりも、
- 記事を書き始める前に構成やタイトルを決める癖をつける
- SEOを意識してブログ記事をつくってみる
- 記事を更新する前にコピペチェックを毎回する
などのことを意識しながらブログ記事を書くと、よりWEBライターとしてレベルアップできるのでおすすめです。
またブログを開設する際はライティング案件でもよく使う「WordPress」を使って自分のブログを開設すると使い方を覚えられるので、さらにWEBライターの仕事がやりやすくなるでしょう。
【初心者向け】WordPressブログの作り方と開設手順！費用目安と無料テーマのおすすめを紹介
WEBライティングの案件を受注する
次に5つ目の勉強法は、「WEBライティングの案件を受注する」こと。
初心者や未経験者の方には少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実際に案件をこなしていくと、
- 文章を書く上での自分の弱点
- WEBライティングがどういったものなのか
- クライアントとのコミュニケーション方法
などが分かってくるので、案件を受注することはWEBライターとして成長するための近道といえます。
具体的な案件の受注方法としては、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトを使うことがおすすめですよ。
しかしそうは言っても、クラウドソーシングでは経験や実績がない場合はなかなか案件を依頼してもらえないため、まずはテストライティングをさせてもらえる案件にいくつか応募をして、少しずつ文章を書くことに慣れていきましょう。
Webライターにおすすめのクラウドソーシングサイト8選【登録必須】
案件のフィードバックから学ぶ
最後に6つ目の勉強法は、「案件のフィードバックから学ぶ」こと。
実際に案件を受注して納品した後は、クライアントからフィードバックをもらって自分の実力を客観的に評価してもらうのがおすすめです。
というのも自分が感じた問題点や弱点を克服したとしても、それはWEBライターとして正解なのか判断しにくいため。
そのため自分以外のさまざまな角度から意見を取り入れることで、より万能なWEBライターを目指せるようになるでしょう。
ライティング勉強の流れと注意点
前章ではWEBライターの勉強方法をいくつかご紹介しましたが、初心者の方からすると「勉強法は分かったけど、実際にどうやって勉強すればいいのかわからない…。」という方もいるでしょう。
そこでここでは、WEBライターがやるべき勉強の流れと合わせて、勉強をする際の注意点をご紹介していきますよ。
それではさっそく解説していきます。
ライティングの勉強は順番が大切！
初心者の方がWEBライターとしてレベルアップしたい場合は、「勉強する順番」を意識することが重要なんです。
例えば、ライティングの知識が全くない状態で案件を受注しクライアントからフィードバックをもらったとしても、そもそもフィードバックの内容が理解できないですよね。
そうするとせっかくの成長のチャンスが無駄になってしまうので、初心者の方は案件を受注するよりも基礎知識を覚えることが優先であるといえます。
このように勉強する順番を考えることで、時間を無駄にせず成長することができますよ。
またおすすめの勉強の流れとしては、
- 書籍やWEBサイトを見て勉強する（ライティング講座を受講する）
- 自分でブログを運営する
- 実際に案件を受注する
といった順番で勉強をすることで、徐々に理解できることを増やしていけるため、無理なく勉強を続けられるでしょう。
なお勉強をする際の注意点としては、「インプットしたらすぐにアウトプットする」ということが挙げられます。
というのも、多くの方は知識を知っただけでスキルを身に付けた気になってしまい、実際は成長していないことが多いため。
そのため、書籍や講座で何かに使えそうな情報をインプットしたら、その情報をすぐにブログや案件などの中でアウトプットして、「自分のスキル」として身に付けることを意識しましょう。
まとめ
今回はWEBライターの勉強方法について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか？
最後にもう一度、WEBライターの方におすすめの勉強方法をまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
◇WEBライターにおすすめの勉強方法6選
- Webサイトを見て勉強する
- ライティング書籍を買う
- ライティング講座を受講する
- ブログを運営する
- WEBライティングの案件を受注する
- 案件のフィードバックから学ぶ
ぜひこの記事を参考にしてさまざまなスキルを磨き、安定して稼げるWEBライターを目指しましょう！