Webライターは稼げる?稼げない?副業収入と継続的に稼ぐ方法

「実際WEBライターってどれくらい稼げるの?」
「稼げる人と稼げない人って何が違うんだろう?」
「ライティングで稼ぐ方法が知りたい」

フリーランスとして独立を考えていたり気軽にできる副業を探していると、”WEBライターなら誰でも稼げる!”などの言葉を目にしてWEBライターに興味を持つ方もいるのではないでしょうか。

そこで今回この記事では、

  • WEBライターは稼げる職業なのか
  • 稼げるライターと稼げないライターの違い
  • どうすれば稼げるライターになれるのか

などを未経験の方にも分かりやすいように紹介・解説していきますよ。

またこの記事は、WEBライターを始めたての方にも役立つ内容になっているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

WEBライターは本当に稼げるの?

まずはWEBライターという職業は本当に稼げるのかどうかについて解説していきますが、先に結論からお伝えすると「やる気に依存する部分が多いものの、WEBライターは十分稼げる」です。

それではこれについて詳しく解説していきますよ。

上記の結論にある”やる気に依存する”という部分が気になる方も多いと思いますが、これはWEBライターの報酬形態が関係しているんです。

というのも、WEBライターの報酬は「1文字につき1円」などのように文字単価で決まることが多く、どれだけの文字を書いたかによって収入が大きく変動するため。

そのため、やる気がなければ仕事量(=執筆する文字数)が減っていき収入は増えず、反対にやる気があれば多くの記事を書き続けることで単価も徐々に高くなり、月に100万円以上の高収入を得ることも可能なんです。

月収100万円の専業WEBライターの例

【働き方】:フリーランス
【文字単価】:3円
【作業量】:10,000文字以上/日

以上のことから、「WEBライターは誰でも稼げる職業」とはいえず、やる気や個人の作業ペースによって稼げるか稼げないかが決まる職業であることが分かります。

また、WEBライターを副業でやってみようと考える方も多くいると思いますが、未経験者は高単価の案件を獲得するのが難しいことから、副業でのWEBライターの収入の目安は「月あたり3~5万円程度」なので、収入だけで考えるとWEBライターの副業はあまりコスパが高いとは言えません。

月収3万円の副業WEBライターの例

【働き方】:副業
【文字単価】:0.5円
【作業量】:2,000文字/日

しかしWEBライターは特別なスキルや国家資格などを必要としない仕事であるため、初心者・未経験者でも副業を始めやすい点においては、WEBライターは副業の入り口としては最適な仕事ともいえるでしょう。

なお、WEBライターが仕事を獲得する方法としては「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービス利用することが多いので、まずは登録をしてどんな案件があるのかチェックしてみるのがおすすめですよ。

稼げるライターと稼げないライターの3つの違い

前章ではWEBライターの収入について、”稼げるかどうかはやる気に依存する部分が多い”とお伝えしましたが、やる気以外の部分でも稼げるライターと稼げないライターには大きな違いがあるんです。

そこでこの章では、稼げるライターと稼げないライターの3つの違いをご紹介していくので、WEBライターとして稼ぎたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

ビジネスマナー

まず1つ目の違いは、「ビジネスマナー」です。

直接報酬につながるライティングとは別の部分ですが、稼げるライターはビジネスマナーが身に付いていることが多いんです。

具体的にWEBライターにおけるビジネスマナーとは、

  • 敬語や礼儀をわきまえている
  • 納期を厳守する
  • 質問があればこまめに連絡を取る
  • 返信をなるべく早くする

などといったことが挙げられ、このようなビジネスマナーある人はクライアントからの信頼も厚くなり、継続的な仕事を依頼されるうちに単価の上昇なども組み合わさって結果的に稼げるライターになっていきます。

またマナーのあるライターは、案件に提案する際の文章の時点で仕事への誠意や人としての真面目さが伝わるため、新規の仕事も獲得しやすくなりますよ。

反対にビジネスマナーがないライターの場合は、「WEBライターはただ文章や記事を書くだけ」といった考え方でビジネスマナーを軽視しがち。

そのため本来手に入れられるはずのチャンスを逃したり、クライアントからの印象を悪くして継続依頼を獲得できなくなるなど、稼げないライターになってしまうんです。

記事のクオリティ

次に2つ目の違いは、「記事のクオリティ」です。

これは当たり前といえば当たり前のことですが、クオリティの高い記事をつくるライターとクオリティの低い記事をつくるライターとでは、もちろん前者が稼げるライターになりますよね。

そのため記事をつくる際には絶対に手抜きをせず、自分がいまできる最高のクオリティで記事を納品することが後々の収入アップにつながりますよ。

しかしそうは言っても、未経験からのスタートや初心者ライターの場合は気合いだけで記事のクオリティが向上するわけもなく、どうやってクオリティをあげればいいのか悩むこともあるでしょう。

そんな方におすすめなのが、「ブログ運営」です。

というのも、ブログ内でSEO※を意識した記事をつくることで記事のPV数や検索順位から記事のクオリティを分析でき、ブログ運営が直接WEBライターとしてのスキルアップに繋がるため。

また毎日のようにブログ記事を更新し続けていると、だんだんとライティング自体に慣れていき、1日あたりの作業量も増えて本業のWEBライティングでの収入も増加していく、といったメリットもありますよ。

それに加え、書いた記事の本数が増えることで自分の文章に自信がつき、向上心や積極性を養うことにも期待できるので、記事のクオリティを上げたい方はぜひブログ運営にチャレンジしてみてください。

※SEO:検索結果の上位に表示させるためにできる対策方法のこと。

案件の種類

最後に3つ目の違いは、「案件の種類」です。

記事内でもご紹介したようにWEBライターは文字単価での報酬が多く、書いた文字の分だけ収入が増えるため、空白期間をできるだけ減らして仕事の確保し続けることが稼げるライターへの近道といえるでしょう。

そのため単発の高単価の案件ばかりをするのではなく、たとえ低単価であっても継続的な依頼のある案件をないがしろにしないことが大事なんです。

また専門性の高い記事を書けるライターは希少価値が高く、高単価での継続依頼をもらいやすいことから、「幅広いジャンルの記事を書けるライター」よりも「数個の得意ジャンルを持っているライター」を目指す方が稼げるライターに近づきやすくなりますよ。

しかし得意ジャンルの設定には注意点があり、すでに大勢のライターが得意としているジャンルを自分も得意になったところで需要は低く、あまり高収入は見込めません。

そのことから、金融や美容、通信といった人気ジャンルの記事制作を得意になるよりも、ニッチなジャンルで確実に仕事を獲得することがおすすめです。

稼げるライターになるための3ステップ

前章では稼げるライターと稼げないライターの違いをお伝えしましたが、「じゃあ具体的に稼げるライターになる方法は?」と気になる方もいるはず。

そこでここでは、稼げるライターになるための3つのステップを詳しくご紹介していくので、ぜひ実践してみてください。

それでは順番に詳しく解説していきます。

ステップ①:基礎的な知識・スキルをつける

まず最初は、「基礎的な知識・スキルをつける」こと。

稼げるライターは経験豊富で知識量が多く、それゆえに高単価の案件を依頼されていることが多いので、稼げるライターになるためには基礎知識・基礎スキルを徹底して身に付けることが必要といえます。

WEBライターが身に付けるべき基礎知識やスキルは大きく分けて3種類あり、

【ライティングスキル】…正確なタイピング力や誰にでも伝わる分かりやすい文章力など、WEBライターをやる上でどんな場面でも役立つスキル

【SEOの知識】…ライティング案件はSEOに効果的な記事制作力を求められるため、ある程度のSEOに関する知識を事前に知っておくと安心

【コミュニケーションスキル】…クライアントへの返信や単価交渉など、シチュエーションに応じて適切なコミュニケーションをする力が必要になる

といったものが挙げられるので、書籍やWEBサイト、講座などを活用して基礎的な部分は初めのうちに固めておくのがおすすめですよ。

ステップ②:単価の低い案件で実績をつくる

次に、「単価の低い案件で実績をつくる」こと。

最低限の知識やスキルを身に付けた後は、クラウドソーシングを利用して実際に案件を受注し、ライティングでお金を稼ぐ感覚をつかみ、さらに今後活かせる実績もつくっていきましょう。

しかし記事上部でも触れたように、最初から高単価の案件に採用される確率は低いので、まずは1文字0.5円程度の低単価の案件に応募するのがおすすめですよ。

また記事納品後にクライアント側から記事に関してのフィードバックがあった際は、自分以外からもらえる貴重な意見としてスキルアップにつなげることも意識しましょう。

ステップ③:1文字1円以上の案件に応募する

最後に、「1文字1円以上の案件に応募する」こと。

ステップ2の段階で低単価の案件をやっていくうちにライティングスキルはどんどん上がっていくので、スムーズに記事作成ができるようになったら今より単価の高い案件に応募してみましょう。

しかし単価が高いということは応募するライターの数が増え競争率が上がり、さらに記事作成の難易度も高くなるということなので、応募する際は実績を提示してクライアント側に自分の実力を示すことが大事ですよ。

また応募する際の文章だけでもある程度の文章力は見分けられるので、分かりやすく簡潔にまとめられた応募文をつくることも必要です。

その後1文字1円以上の案件に採用された場合は、継続案件をもらえるように高クオリティの記事を作成しつつ、それと並行してさらに単価の高い案件に応募していくとリスクが少なく収入を増やせるでしょう。

以上3つのステップを順番に進めていくことで、安定して稼げるライターを目指せるので、一つ一つを丁寧に実践してみてくださいね。

まとめ

今回この記事では、稼げるライターについて詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?

最後にもう一度、稼げるライターと稼げないライターの違いをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。

◇稼げるライターと稼げないライターの違い
【ビジネスマナー】…マナーがあれば単価アップや継続案件依頼の機会が増える
【記事のクオリティ】…クライアントは低品質な記事を求めていないため、常に向上心を持って高いクオリティの記事を制作する
【案件の種類】…高単価の単発案件よりも低単価の継続案件を続ける方が安定して稼げる/専門性の高い記事を書けるジャンルがあれば単価が上がりやすくなる

ぜひこの記事を参考に稼げるライターになるための要素を学んで、WEBライターとしてどんどん稼いでいきましょう!

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