在宅ワークや副業ブームなどの影響でWEBライターの仕事に興味を持つ人が増えてきましたが、いざ自分がWEBライターになろうと思っても、
「WEBライターって何から始めればいいの?」
「始めるために必要なものってある?」
などと疑問がたくさん出てきますよね。
そこで今回この記事では、
- WEBライターとはどんな職業なのか
- WEBライターになるために必要なもの
- WEBライターに向いている人の特徴
などを未経験者にもわかりやすいように紹介・解説していきますよ。
ぜひこの記事を最後まで読んでWEBライターについて詳しくなり、ライターになるための準備を整えていきましょう!
WEBライターってどんな職業?
WEBライターについて詳しく知らない方からすると、「WEBライター」という職業自体がどんなものなのかよく分からないですよね。
WEBライターとは、簡単に言えば「WEBサイトに掲載される文章を書く人」のことであり、
- 商品やアイテムの説明文
- 企業の広告文
- 特定の分野のコラム記事
などのように幅広いジャンルの文章を書くことが仕事です。
またWEBライターは、文章を書くことができれば基本的に誰でもできる職業であるため、仕事を始めるハードルが低く、副業にも人気であることが特徴。
しかし誰でもできる仕事であるからこそ、ライティングスキルのない未経験の方が高い報酬を得ることは難しく、挫折しやすい職業であることも事実です。
そのためWEBライターを始める際には、事前の準備がとくに大事になってくるといえるでしょう。
そこで次の章からはWEBライターに必要なものやおすすめのツールなどを紹介していくので、ぜひ続けてチェックしてみてくださいね。
WEBライターに最低限必要なもの6選!
前章では、”WEBライターになるためには事前の準備が大事”とお伝えしましたが、「具体的にどんな準備をすればいいの?」と思う方も多いでしょう。
WEBライターになるための準備としては、まず道具やソフト、アカウントの用意が必要になります。
そこでこの章では、WEBライターになるために必要な6つのものを必要になる理由と合わせてご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- パソコン
- インターネット環境
- Googleアカウント
- クラウドソーシングアカウント
- 文章作成ソフト
- スマートフォン
それではさっそく見ていきましょう。
パソコン
まず1つ目の必要なものは、「パソコン」です。
WEBライターは文章を書く仕事であるため、効率よく仕事するためにはパソコンは必要不可欠な道具といえます。
文字を書くだけならスマホでもできるように思いますが、スマホでの文章作成は思い通りにいかないことが多くストレスになるだけでなく、パソコンとスマホでは入力速度に大きな差があり、スマホだけでライターをやろうと思ってもお小遣い程度しか稼ぐことはできません。
さらに、ライターとして仕事をしていくと、クライアントによってさまざまな納品形式に対応する必要があり、スマホでは扱えないソフトを使用することもあるんです。
そのため、WEBライターになるならばパソコンは絶対に用意しておきましょう。
なお、パソコンのスペックはそれほど高いものは必要ないため、5~10万円程度のパソコンで十分ですよ。
インターネット環境
次に2つ目の必要なものは、「インターネット環境」です。
WEBライターは一人で完結する仕事ではなく、クライアントから仕事をもらって成立するものです。
そのため、クライアントと仕事や報酬の内容などのやり取りをするためにはインターネット環境が必要になります。
また現在ではカフェやレストラン、コンビニにフリーWi-Fiが設置されていることもありますが、それらを利用して仕事をすると情報漏洩のリスクがあるため、自分専用の通信回線を用意しておくのがおすすめですよ。
さらに自宅でのみで作業をする場合は、より快適な環境で作業ができるように「光回線」を家に引き込むこともストレス軽減につながります。
Googleアカウント
次に3つ目の必要なものは、「Googleアカウント」です。
というのも、WEBライターとして仕事していると、
- Gメールでのやり取り
- Googleドキュメントでの納品
- Googleスプレッドシートでの情報共有
などのようにGoogleが提供しているサービスを利用する機会が多くなるため。
そのため、必要になってから慌ててアカウント作成をしないためにも、あらかじめGoogleアカウントを用意しておくことが大事といえるでしょう。
また、ご存じの方も多いと思いますがGoogleアカウントは無料で作れるため、WEBライターとして仕事を始めるなら、仕事用のアカウントを新しく作るのもおすすめですよ。
クラウドソーシングアカウント
次に4つ目の必要なものは、「クラウドソーシングアカウント」です。
「クラウドソーシング」という言葉自体初めて聞く方もいるかもしれませんが、クラウドソーシングとは、企業や個人が業務を外部に委託できるサービスのことであり、WEBライターを始めたての場合は、ほとんどがこのクラウドソーシングによって仕事を獲得しているんです。
そのため、これからWEBライターになろうと思っている方は必ずクラウドソーシングアカウントをつくっておきましょう。
また代表的なクラウドソーシングサイトには、
- クラウドワークス
- ランサーズ
などがあるので、まずはこれらのサイトでアカウントをつくるのをおすすめします。
文章作成ソフト
次に5つ目の必要なものは、「文章作成ソフト」です。
WEBライターはそもそも文章を作成する仕事であるため、文章作成ソフトがないと仕事ができません。
そのため、
- Microsoftワード
- Googleドキュメント
- EVERNOTE
などの文章作成ソフトを用意しておきましょう。
また文章作成ソフトは種類が豊富であり、無料のソフトと有料のソフトがそれぞれ多くありますが、まずは無料で使えるものでやってみて、必要があったら有料のソフトを購入する流れが一般的ですよ。
スマートフォン
最後に6つ目の必要なものは、「スマートフォン」です。
事前に準備するまでもなくほとんどの人が持っていると思いますが、WEBライターとしての仕事にもスマートフォンは必要になります。
というのも、クライアントとの連絡や予定の確認などはパソコンよりもスマホを使った方が手軽であるため。
例えば外出先でクライアントからの連絡があった際にも、スマホがあればその場ですぐに確認・返信ができますよね。
またパソコンに比べるとスピードは劣りますが、スマホでも記事の執筆は可能なので、副業の場合は通勤時間などを有効に活用できたりもします。
さらに、作業時間があまり確保できない時に音声入力を使って簡単な下書き程度の内容をメモしておくと、パソコンを使って記事を書く時の負担が軽減できる、といった使い方も可能ですよ。
以上のことから、WEBライターにはスマートフォンが必要といえるでしょう。
あったら嬉しい!WEBライターに必要なもの
WEBライターとして活動する上で、便利なものはまだまだあります。
ここからは「あったら嬉しい」WEBライターに必要なもの・必要なスキルを簡単にご紹介します。
① 無料ソフト・無料ツール
ライティング業務を効率化するWEBライター向けの無料ツールは複数あります。
- キーワード選定ツール
- 関連ワード検索ツール
- 文字数カウントツール
- 文章校正ツール
- コピペチェックツール
無料ソフト・無料ツールを活用することで「時間短縮」「ミスの減少」「記事構成の効率化」など、様々な恩恵が受けられます。
最低限覚えておきたいおすすめツールは以下の記事をご覧ください。
【WEBライター必見】便利なライティングツールおすすめ11選【無料厳選】② 資格
WEBライターに資格は必須ではありませんが、取得するのがおすすめです。
WEBライティングの資格は、最低限の知識、技術を保証する時に有効なので、クライアントからの信頼性が上がり、案件を受注しやすくなります。
- WEBライティング技能検定
- WEBライティング能力検定
- 日本語検定
- ビジネス著作権検定
- WEBリテラシー検定
資格と言っても沢山の種類があるため、以下の記事で内容や受講料、取得メリットを解説しています。
WEBライターで使える資格8選|おすすめ勉強法と注意点を解説③ ブログ
WEBライターに個人ブログは必要ではないものの、あるとかなり便利です。
WEBライターに必要なスキルは、ブログ運営で身につくことも多く、
- ライティングスキルが向上する
- 実績やポートフォリオになり仕事に繋がる
- SEOの知識が身に付く
- 副収入になる
- ライターとしての信頼性が上がる
など、ブログを書くことで多くのメリットが得られます。
WEBライターにブログがおすすめな理由8選|主婦や初心者も必見!WEBライターに向いている人の特徴
ここまではWEBライターに必要なものやツール、資格をご紹介してきましたが、そもそも自分がWEBライターに向いているのかわからない方もいるでしょう。
そこでここでは、WEBライターに向いている人の特徴を3つピックアップしてご紹介していくので、自分が当てはまっているかどうかチェックしながら見てみてください。
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
文章を読むのが好きな人
まず1つ目の特徴は、「文章を読むのが好きな人」です。
というのも、WEBライターはすべて自分の言葉で文章を書くのではなく、時には自分があまり詳しくないジャンルの記事を書くこともあり、そのような記事を書くためにはさまざまな文章を読む必要が出てくるため。
そのため、ネット上の情報をまとめ直すような記事を書くことは、まず文章を読むこと自体が好きでなければ続けることはできないでしょう。
またいろいろな文章を読んでいく中で、自分が持っていない表現方法を見つけたり新しいライティング技術を見つけられるので、文章を読むことが好きな人であればライティングスキルの向上も速くなりますよ。
ブログを書いている人
次に2つ目の特徴は、「ブログを書いている人」です。
実はブログ運営とWEBライティングはやっていることがほぼ同じであり、すでにブログをやっているのならばWEBライターとしての活動も簡単に始めることができますよ。
というのも、これまでライティングを一切やってこなかった人が急にWEBライターになったとしても、毎日パソコンに向かって文章作成をすることが苦痛に感じやすく、長続きしないため。
一方でブログをやっている場合は、文章を書くこと自体には慣れているはずなので、書く内容とやり方が変わるだけで、文章作成の習慣に少し変化が加わったようなイメージでWEBライターを続けることができるんです。
そのため、まだブログをやっていなくて今後WEBライターになりたい方は、まずはブログで自分の好きなジャンルの記事を書く習慣を身に付けることで、その後スムーズにWEBライターとして移行できるかもしれません。
【初心者向け】WordPressブログの作り方と開設手順!費用目安と無料テーマのおすすめを紹介一人でコツコツと作業できる人
最後に3つ目の特徴は、「一人でコツコツと作業できる人」です。
WEBライターは、基本的に一人でパソコンに向かってタイピングをし続ける職業であるため、飽きっぽい方や単純作業が苦手な方には難しい特徴があります。
そのため、一人で長時間コツコツと作業するのが好き・得意な方であれば、WEBライターに向いているといえるでしょう。
またWEBライターの案件には納期がつきものなので、納期をしっかり守れる「自己管理能力の高い人」もライター適性が高いといえます。
まとめ
今回この記事では、WEBライターに必要なものやおすすめのツール・資格などを紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
最後にもう一度、WEBライターになるために必要なものをまとめるので、一緒に振り返っていきましょう。
WEBライターになるために必要なもの
パソコン | 効率よく執筆作業をするため/スマホで扱えないソフトを使用する機会があるため |
インターネット環境 | ネット環境がなければ執筆・納品ができないため |
Googleアカウント | WEBライターにうれしいさまざまなサービスを無料で使えるため |
クラウドソーシングアカウント | クラウドソーシング経由で仕事を獲得することが多いため |
文章作成ソフト | スムーズに時間の無駄なく文章を作成するため |
スマートフォン | クライアントとの連絡手段や外出先での執筆環境充実のため |
ぜひこの記事を参考にWEBライターになるための準備を整えて、納得のいくライター人生をスタートさせましょう!