「プログラミング学習に本はいらないって本当?」
「独学におすすめの本や参考書が知りたい」
「本や参考書以外の勉強方法はあるの?」
勉強といえば、本や参考書を使った座学が一般的ですが、プログラミング学習においては、本や参考書を使った勉強は非効率と言われています。
この記事を読んでくださる方の中にも「おすすめの本や参考書を読もう」と考えている方も多いのではないでしょうか。
【保存版】プログラミング学習の始め方と独学勉強法!初心者向け学習ロードマップ公開Contents
プログラミング初心者に本や参考書はおすすめしない
結論から言うと、技術力向上を目的とした本・参考書の利用はプログラミング学習をする上でおすすめしていません。
反対にプログラミングの概念やアルゴリズムに関する知識を身につけたい方には、本や参考書は有力な教材です。
本や参考書をおすすめしないひと
- 技術力を高めたい方
- 新しいものを作りたい方
- プログラミングに触れてみたい方
本や参考書をおすすめするひと
- プログラミングの概念を知りたい方
- プログラムの仕組みから理解したい方
- アルゴリズムに関する知識を付けたい方
手を動かすような実践的なプログラミング学習に本や参考書はいらないです。むしろ、オンライン学習サイトやプログラミング講座を受講した方が遥かに効率的です。
【2021最新版】プログラミングスクール徹底比較!おすすめ教室と選び方のすべて
プログラミング初心者に本や参考書がいらない3つの理由
プログラミングの独学に本や参考書を使うことを失敗ケースとご紹介しました。とはいえ本や参考書がプログラミングの独学にどう悪影響を及ぼすかは説明していません。
ここからはプログラミングの独学に本や参考書をおすすめしない3つの理由について初心者向けに解説します。
- 理由①:本や参考書を使った勉強は非効率
- 理由②:書籍代よりも有料講座の方がコスパが良い
- 理由③:分かりやすい本や参考書が少ない
本や参考書を使った勉強は非効率
本や参考書を使ったプログラミング学習はかなり非効率です。
- 本を読むことが目的になってしまう
- 本を開きながらのタイピングが面倒くさい
- コピーアンドペーストできないから時間がかかる
実際に本や参考書を使って勉強したことがあるため、本によるじれったさを知っています。
プログラミング学習に重要なのは、どれだけ手を使ってプログラムを書けるかです。サンプルコードの
写経は重要ですが、プログラムがどんな動作をするのか、何故その動作をするのかを考えることに時間を使いましょう。
無駄なリソースを省くためにも、本や参考書の活用は避けるのが無難です。
書籍代よりも有料講座に使った方がコスパが良い
プログラミング関連の本や参考書は、大体1冊3,000円〜4,000円程度します。
プログラミング基礎は無料学習サイトで学べるため、3,000円あればWebアプリ開発の有料講座を購入できます。
有料講座なら
- 資料やスライド、動画を使って説明してくれる
- サンプルコードを写経しながら動作確認できる
- 詰まった時の質問に答えてくれる
など、本以上に手厚いサポートが付いているため、コスパの違いは歴然です。
分かりやすい本や参考書が少ない
本屋に行くと分かりますが、プログラミング関連の書籍は正直内容が難しいです。
初心者向けの解説本や、漫画付き、イラスト付きの書籍もありますが『本』という形式上、分かりにくい記述も多く見つけます(もちろん、全てとは言いません)
反対にネット検索で出てくる内容は、初心者向けに解説されたものも多く、本よりも分かりやすいことが特徴です。
最近では、Youtubeに無料のプログラミング動画をあげている方も多いため、以前よりも基礎知識に触れるハードルが下がりました。
プログラミングに対するハードルをあげないためにも、無料学習サイトからの勉強がおすすめです。
【初心者向け】プログラミング学習サイト11選!おすすめ言語と独学手順【無料あり】プログラミング学習に本を使って失敗するケース
勉強と言えば『本や参考書を読んでから、問題を解く』のが一般的ですよね。国語や算数含め、教養科目はこの順序で勉強してきたはずです。
しかし本や参考書を読んでから問題を解く流れは、プログラミング学習においては失敗ケースです。
プログラミングの独学で大切なのは、問題を解きながら理解を深めること。すなわちプログラミングに触れながら理解を進めることです。
失敗ケース | 成功ケース |
|
|
失敗するのは本や参考書から始めるケース。次の章では、本以外の勉強方法を3種類ご紹介します。
プログラミング初心者におすすめの勉強法
そもそもプログラミングを独学で勉強する方法は、本や参考書をのぞいて3種類のやり方があります。
- 無料学習サイトを使う
- 有料学習サイトを使う
- プログラミングスクールを使う
それぞれ詳しくみてみましょう。
勉強方法①:無料学習サイトを利用する
1つ目の勉強方法は、無料学習サイトを使った勉強です。
初心者向けにプログラミングが学べるサイトは複数あり、なかでも未経験者に人気なのが Progate(プロゲート)です。
はじめてプログラミングに触れる方は、本や参考書を買う前に Progate(プロゲート)から挑戦しましょう。
プログラミングの基礎を完全無料で学べるだけでなく、初心者向けに様々なプログラミング言語にも対応。環境構築でプログラミングの動作をイメージできるため、最初の一歩にかなりおすすめ。
基礎レベルのみの学習なので、Webサイト制作やWebアプリ制作に繋がらないデメリットはありますが、プログラミングの基礎を学ぶ第一歩としては、これ以上ないサービスでしょう。
本屋に行くと何気に3,000円以上する参考書を買ってしまいますが、Progate(プロゲート)なら、無料でプログラミングの基礎を勉強できますよ。
無料学習サイトの良い点
- 無料で勉強できる
- 初心者向けカリキュラムが多い
- 環境構築が不要
無料学習サイトの悪い点
- 基礎までしか対応していない
- 実践的なプログラミングは学べない
勉強方法②:有料学習サイトを利用する
2つ目の学習方法は、有料学習サイトを使った勉強方法です。
無料学習サイトに加えて、有料講座を展開するサイトも多く、1番のおすすめはベネッセ運営の Udemy(ユーデミー)です。
プログラミングの基礎に加えて、実践的なWEB開発講座も対応。種類豊富なカリキュラムから、興味のあるコンテンツを自由に購入できます。
実践的なプログラミング学習は難易度も高いため、エラー時の解決やモチベーション管理が大変です。
講座料金は1,000円〜10,000円とピンキリ。ぶっちゃけ、本や参考書の購入代金と変わりません。
有料学習サイトの良い点
- 本や参考書と同等の値段感
- 実践的なプログラミングが学べる
- 自分に必要な講座を自由に受けられる
有料学習サイトの悪い点
- 困った時に質問できない
- モチベーション維持が大変
勉強方法③:プログラミングスクールに通う
3つ目の勉強方法は、プログラミング教室に通って勉強する方法です。
専門的なカリキュラムと現役エンジニアの手厚いサポートが受けられるプログラミング教室は、未経験・初心者でも数ヶ月で、オリジナルWebサービスが作れるレベルまで到達します。
反対に本や参考書と比べると、受講料金が高額になってしまうのがデメリット。料金の安いプログラミングスクールもありますが、10万円を超える教室がほとんどです。
オンライン講座なら仕事終わりや学校終わりに通えるため、仕事を続けながらキャリアアップのために勉強することも十分可能です。
プログラミングスクールの良い点
- カリキュラムが用意されている
- 手厚いサポートが受けられる
- オリジナルWebアプリが作れる
プログラミングスクールの悪い点
- 受講料金が10万円以上する
編集部が厳選したプログラミング本おすすめ3冊!
基本的にプログラミング初心者に本や参考書の勉強は推奨していませんが「どうしても本や参考書を使って基礎を身につけたい」「本を使った勉強に慣れている」という人のために、編集部が厳選するおすすめプログラミング本を3冊ご紹介いたします。
プロを目指す人のためのRuby入門
Rubyの文法をサンプルコードで学び,例題でプログラミングの流れを体験できる解説書です。ほかのプログラミング言語で開発経験のある人が,Rubyを学ぶ際に効率的に学べる内容が詰め込まれています。著者の伊藤淳一さんは、エンジニア界隈でも有名な方です。
10日でおぼえるPHP入門教室
Web制作の定番スクリプト言語「PHP」をイチから学べる入門書です。“プログラミング”は一見難しそうに感じますが、本書では初学者でも学びやすく理解しやすいように、手を動かしながら「そもそもPHPの役割は何なのか?」という基本中の基本から、動くサイトの作り方、データベースとの連携といった実際に「普段目にするWebサイト」の作り方まで、じっくりと学ぶことができます
独学プログラマーPython言語の基本から仕事のやり方まで
Pythonプログラミングの基本を学べるだけでなく、プログラマとして必要なスキル(シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズム、仕事の始め方・やり方)もひと通り学べるのが特徴です。
本気でプログラミングを勉強するならプログラミングスクールがおすすめ
本や参考書よりも無料学習サイトがおすすめですが、さらに効率良く勉強できる場所がプログラミングスクールです。
プログラミングスクールでは、無料学習サイトでは学べない環境構築からWebアプリ開発まで幅広い技術を覚えます。
将来エンジニアに就職・転職したいなど、本気でプログラミングを勉強するつもりなら最初からプログラミングスクールに通うこともおすすめです。
① 専属メンターから直接教えてもらえる
本や参考書、学習サイトにもないメリットが、現役エンジニアの専属メンターが付いてくれることです。
初心者にとってプログラミングの独学は難しいため、とにかく分からないことが多発します。
語句の意味が分からない時もあれば、一向にエラーが直らない時も。本や参考書を読んでも解決しない。Google検索をかけても解決しないことなんてあるあるです。
現役エンジニアの専属メンターがいれば、分からないことをすぐに質問できますし、エラーの原因を早く見つけてくれます。
独学で最も時間のかかる「疑問を解消する時間+エラーを見つける時間」を最小限まで抑えてくれるのが専属メンターのありがたいところ=プログラミングスクールのメリットです。
② 実物を作りながらプログラミングを勉強できる
プログラミングスクールに通えば、Webサービスの開発コンテンツは当たり前。通ったら必ず1つはWebサービスが作れるようになります。
プログラミング学習の最終目的はWebサービスの開発だと思うので、開発スキルが保証されているのは安心です。
どういう手順で勉強すればWebサービスが作れるようになるかを熟知しているので、何から勉強すれば良いか調べる時間も必要ありません。とにかく目の前の課題をこなすだけでWebサービスが作れます。
本や参考書、学習サイトよりも圧倒的に効率良く勉強できるので、本気でプログラミングを学びたい人には自信を持っておすすめします。
③ 受講料金は高い
プログラミングスクールに通うメリットは異次元ですが、デメリットは受講料金が高いことです。
一般的なプログラミングスクールの相場は1ヶ月10万円程度。分割払いを利用すれば月々5,000円がかかります。
正直:月々5,000円を安いと考えるか、高いと考えるかは人それぞれですが僕は安いと考えます。
現役エンジニアから直接教えてもらえて、さらにプログラミングの基礎から応用を勉強できる。最後にはWebサービスが作れるようになることを月々5,000円で叶えられるんです。将来エンジニアになりたいならこんなチャンスはありません。
本気でエンジニアを目指すなら、本や参考書、学習サイトでもなく、プログラミングスクールで力をつけましょう。
評価が高く料金も安い!
TechAcademy(テックアカデミー)
料金 | 129,000円〜 |
学習期間 | 4週間〜16週間 |
教室・校舎 | オンライン対応 |
言語・技術 | HTML / CSSjavaScriptPHPRubyJavaSwiftPython |
特徴 | 大学生フリーター30代40代就職・転職に強い料金が安い口コミ・評判が良い夜間通学OK |
割引特典 | 早期割引・キャンペーン実施中 |
オンライン完結のプログラミングスクール。20種類以上のコースが用意されており、講座の口コミ評判も高いです。今なら7日間限定の無料体験コースが受講できます
まとめ
冒頭でもお話しした通り、プログラミング学習において本や参考書を使った勉強は非効率 と言われています。
本が必要ない理由
- 本や参考書を使った勉強は非効率
- 書籍代よりも有料講座の方がコスパが良い
- 分かりやすい本や参考書が少ない
効率良くプログラミングを学ぶなら、無料学習サイトで基礎を学び、有料学習サイトで実践的な学びを得ることです。
はじめてのプログラミング学習に挫折しないためにも、基礎から応用までしっかり学んでいきましょう!